2交代勤務がきつい3つの理由

転職

2交代勤務がきつい3つの理由

N畑
N畑

昔の手帳をひっくり返して見て、どうしたの?

エーヌハーター
エーヌハーター

以前、貴様は12時間の2交代勤務に従事していたはずだが……

N畑
N畑

うん、12時間の2交代勤務やってたよ……肉体的にきついと感じたから1年で転職したけど、それがどうかしたの?

エーヌハーター
エーヌハーター

いや、一日の半分を働いていて、どういう感じで生活していたのかと疑問を感じてな

N畑
N畑

じゃあ、ちょっと手帳ひっくり返してまとめてみようか……まぁ、参考程度にはなるだろうけど、結論だけ先に言えば、働き方としてはオススメしないよ、2交代勤務は。

2交代勤務が過酷な理由は、主に身体的および精神的な負担が大きいからです。

身体的な側面では、夜勤や不規則な勤務時間が体内の生理的リズムに影響を与え、睡眠障害や疲労感を引き起こすことがあります。

このような状態が続くことで、集中力や判断力が低下し、業務に支障をきたすこともあります。特に、労働環境が過酷な場合、これらの症状はさらに悪化する可能性があります。

精神的な過酷さも無視できません。長時間の勤務やストレスの多い環境での仕事は、メンタルヘルスに悪影響を及ぼします。

仕事のプレッシャーや人間関係のストレスが重なることで、うつ病や不安障害を引き起こすリスクが高まるのです。このような心理的な負担を軽減するためには、適切なサポート体制やストレス管理が必要です。

また、2交代勤務を行うことで、家族や友人との関係にも影響が出ることがあります。

通常の生活リズムと異なるため、周囲との時間のズレが生じ、コミュニケーションが難しくなることが少なくありません。

こうした孤立感や疎外感は、精神的な健康にとって非常に危険です。

生活リズムの乱れ

まず、夜勤や早朝勤務により、生活リズムが乱れることが大きな問題です。

通常の昼夜逆転の生活が続くと、体内時計が狂い、慢性的な疲労感や集中力の低下を引き起こす可能性があります。

特に、睡眠の質が低下することで、日中の活動にも悪影響を及ぼし、仕事のパフォーマンスが低下することが懸念されます。

実際、過去に勤めていた頃の私の手帳を見てみると

朝6時に起床、起床後は30分ほどかけて筋トレをし、顔洗ってひげそったりして出社準備。

7時までに朝食を食べ、8時までに出社します。

昼食時間と夕食の時間の休憩時間が途中あり、退社する時間は20時。

帰宅するのが早くて20時半頃

風呂から上がるのが21時過ぎ

22時頃に就寝なので、睡眠時間は確保出来て8時間、というところでしょうか。

こんな生活リズムになっていました。

睡眠時間はガッツリとっていましたが、朝8時に4回出社し、2回休むと今度は夜の20時に4回出社、2回休んで朝の8時に4回出社、という具合に繰り返していきます。

ハッキリ言って、そこの工場で1年以上勤めていた人は、半分以上身体のどこかに不調をきたしていた人たちばかりでした。

高血圧とか高血糖とかで健康診断にひっかかっているのは序の口で、風邪とかではない、入院レベルの体調不良で出社できない人をみかけることもしばしば、という感じでした。

生活リズムの乱れがどれだけ私たちの身体に悪影響を及ぼすのかを、眼前で実験していたような感じでしたね。

さらに、長期間にわたる夜勤は、心血管疾患や消化器系の問題を引き起こすリスクがあるとも言われています。

生活習慣病のリスクも高まるため、定期的な健康診断や自己管理が重要です。

健康を守るために、適切な食生活や運動を取り入れることが不可欠となります。

また、社会的な孤立感もデメリットの一つです。

さらに、2交代勤務は健康リスクを高めることが指摘されています。

社会的な孤立感

多くの人が昼間に活動しているため、夜勤や交代勤務を行う人々は、友人や家族との時間を持つことが難しくなります。

このため、コミュニケーションの機会が減少し、孤独感やストレスが増す傾向があります。

心理的な健康を維持するためには、こうした社会的なつながりが不可欠であるため、注意が必要です。

この仕事をしていた間、私は友人と遊ぶ機会が全くなくなりました。

ちょっと想像して貰いたいのですが、皆が働いている昼間に働いて、こちらが働いている時間は夜で、それを幾度となく繰り返せば、そんなに会合に時間が取れないんですよね。

体力がある方ならばそれも可能かもしれませんが、当時30代中盤の私には体力的に無理でした。

長時間労働

三つ目が単純に長時間労働である点。

12時間働くわけです。

昼食や夕食での休憩時間をとっていて、45分休憩を2回、10時間半の労働時間なのでまぁ肉体的にキツイわけです。

しかもそれを、生活リズムを6日の間で逆転させながら行うわけですのでそりゃ体調の一つや二つくらいは崩すのも普通というか、むしろこれで体がピンピンしていたらそっちの方が驚きと言うか……(-_-;)

こんな状況でしたので、私はとにかく睡眠重視の生活を余儀なくされました。

とにかく睡眠時間を確保することが、健康やパフォーマンスの向上に繋がります。

夜勤を行う際には、昼間の睡眠環境を整えることが必要です。

暗く、静かな環境を作り、快適な温度を保つことで、質の高い睡眠を得ることができます。

また、睡眠の質を向上させるためには、就寝前のルーチンを持つことも中々に効果的。

余裕があるのなら、リラックスできる時間を設け、電子機器の使用を控えることで、心身を休める準備を整えることができます。

例えば、読書や軽いストレッチ、ぬるま湯での入浴などは、リラックス効果を高める手段として有効です。

ただ、私の実感としては風呂に入ったら即布団入ってぐーぐーと寝ていました……読書は休日にしか出来ませんでしたね(-_-;)

あとは、昼食休憩、夕食休憩の際に仮眠をとっていました。

短時間の仮眠は、眠気を軽減し、集中力を改善する手助けとなります。

ただし、仮眠の時間は15~30分程度に抑えることが重要。

長時間の仮眠は、逆に睡眠リズムを崩す原因になります。

2交代勤務で睡眠のリズムを崩す=勤務時間中、仕事にならない、という図式が完成してしまいますので、私は仮眠をとるときは腕時計のアラームをセットして寝ていました。

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