地震の時にやってはいけない行動5選

地震の時にやってはいけない行動、か

地震が起こったあとに、海や川へ様子を見に行くのはダメだね。
最悪、比喩抜きで死ぬ。

財布や通帳を取りに家に戻り、津波に呑まれて亡くなった方もいるな

津波の避難だと、車で逃げようとして渋滞にはまって、車ごと流されることもあるしね……
※ 津波の映像があります、ショッキングな光景もありますのでご注意ください。

しかし、この映像のようなパターンでは、そもそも人の脚では逃げ切れんだろう?
車で逃げる、というのも状況次第ではないかと個人的には思うが。

ちなみに、上記の映像の避難中の女性は、近くにあった建物の窓から屋上に上がって16時間後に救助されて女性の家族もみんな無事だったそうです、不幸中の幸い……
地震が発生した際、最も重要なのは冷静さを保つことです。
突然の揺れに驚いてパニックに陥ると、適切な行動ができなくなります。
まず、身の安全を確保するために、頭を守りながら安全な場所に移動しましょう。特に、家具や窓から離れ、落下物の危険を避けることが大切です。
机の下に隠れることが推奨されますが、周囲の状況を見極めて行動することも重要です。
さらに、周囲の人々の安全にも気を配りましょう。家族や友人が近くにいる場合、声をかけてお互いの状況を確認し合うことが大切です。
特に子供や高齢者は、迅速に行動することが難しい場合がありますので、手を差し伸べてあげることが必要です。周囲にいる人々と協力し合って行動することで、より安全に過ごすことができます。
最後に、地震が収まった後も注意が必要です。
余震が続くことがあるため、すぐに外に出るのではなく、しばらく待つことをおすすめします。
また、火災やガス漏れなどの二次災害にも注意を払いましょう。
周囲の状況を確認し、必要に応じて避難する準備を整えることが重要です。
地震への備えと対処法
地震に備えるためには、事前に準備をしておくことが不可欠です。
まずは、自宅の耐震性を確認しましょう。
建物が古い場合や、耐震基準を満たしていない場合は、補強工事を検討することが重要です。
また、家具の配置も見直し、倒れやすいものは壁に固定するなどの対策が必要です。
さらに、非常用持ち出し袋を準備しておくことも大切です。
この持ち出し袋には、食料や水、医療品、懐中電灯などの基本的な防災グッズを含めるべきです。
特に、非常食は長期保存が可能なものを選ぶと良いでしょう。
家族全員で持ち出し袋の中身を確認し、定期的に更新することも忘れないでください。
地震が発生した場合の行動計画を家族で話し合い、共有しておくことも重要です。
例えば、地震が起きたときにどこに避難するか、連絡手段はどうするかなど、具体的なプランを立てておくことで、緊急時に慌てず対応することができます。
防災グッズは、地震などの自然災害時に自分自身と家族を守るための必需品です。
地震時には、電気や水道、ガスなどのライフラインが停止することが考えられます。
そのため、非常時に必要な物資を事前に揃えておくことが重要です。特に、水や食料は優先的に準備しておくべきアイテムです。
防災グッズには、食料や水だけでなく、懐中電灯やラジオ、電池、医療品、衛生用品なども含まれます。
これらのアイテムは、非常時に必要不可欠なものであり、あらかじめ用意しておくことで安心できます。
また、最近では電動式の充電器やソーラーパネルなども人気があり、これらも非常用持ち出し袋に加えると良いでしょう。
さらに、防災グッズは定期的に点検し、使用期限が切れていないか確認することが大切です。
特に食料品は、賞味期限があるため、定期的に更新する必要があります。
家族全員で防災グッズの点検を行うことで、万が一の際にもスムーズに行動できる準備が整います。
家庭での地震対策は、家族の安全を守るために欠かせません。
まず、自宅の耐震診断を行い、必要に応じて補強工事を検討しましょう。
特に、古い家屋や耐震基準を満たしていない場合は、専門家による診断を受けることが重要です。
また、家具や家電を固定することで、倒れたり滑ったりすることを防げます。
次に、避難経路を家族全員で確認しておくことが大切です。
地震が発生した場合、どの出口から避難するか、避難場所はどこかなどを事前に決めておくことで、冷静に行動できます。
特に、子供や高齢者がいる家庭では、避難経路をわかりやすく示しておくことが重要です。
また、家族で地震に対する意識を高めるための話し合いを行うこともおすすめです。
地震時の行動や避難場所について話し合うことで、万が一の際にもお互いに助け合える体制を整えることができます。
定期的に防災訓練を実施することで、実際の状況を想定した経験を積むことができるため、非常に有効です。
非常時のコミュニケーション手段と子ども・お年寄りへの注意点
地震が発生した際、家族や友人とのコミュニケーションが非常に重要になります。
特に、携帯電話やスマートフォンが使えない状況も考えられるため、複数の連絡手段を持っておくことが大切です。
公衆電話や固定電話、さらにはSNSやメッセージアプリを活用することで、情報を共有しやすくなります。
また、家族間での合言葉やサインを設定しておくことも効果的です。
万が一連絡が取れない場合でも、合言葉を使うことで、お互いの無事を確認できる方法を確立することができます。
特に、子供や高齢者がいる家庭では、わかりやすい合言葉を選ぶことが重要です。
さらに、避難所にいる場合の連絡方法についても考えておきましょう。
避難所では多くの人が集まるため、混雑していることが予想されます。
事前に避難所の場所や連絡先を確認し、必要に応じて周囲の人々と協力して情報を共有することが求められます。
地震発生時には、特に子供や高齢者に対する配慮が重要です。
子供は判断力が未熟なため、安心感を与えることが大切です。
地震が発生した際には、まず子供の手を引き、落ち着いて行動するように導いてあげましょう。
また、子供が不安を感じることが多いため、日頃から防災について話し合い、心の準備をしておくことも重要です。
一方、高齢者は身体的な制約がある場合があります。移動が困難な場合もあるため、周囲の人々が助け合うことが必要です。
高齢者がいる家庭では、日頃から支援が必要な状況を想定し、避難経路や避難所での生活について話し合っておくことが大切です。
また、高齢者向けの防災グッズを準備し、必要な医療品や補助器具を持参することも考慮しましょう。
家族全員で協力し、子供や高齢者の安全を守るための体制を整えることが求められます。
例えば、避難時に持ち出す荷物の中に、子供や高齢者が必要とするアイテムをあらかじめ準備しておくことが重要です。
これにより、地震発生時にも迅速に行動できるようになります。
地震の時にやってはいけない行動5選
1 海・川へ様子を見に行く
冒頭で書いた通り、最悪の場合、その行動が死を招きます。
絶対にやってはいけない筆頭の行動です。
2 車を利用して避難する
これも先述した通り、時間に余裕があるのなら車を使わずに避難したいところです。
理由は渋滞にはまれば身動きが取れなくなるため。
しかし、最初のユーチューブの映像のように、そもそも人の脚ではもう逃げきれない、という状況下ならばそうも言っていられません。
3 安否確認などの急を要する要件以外での電話
東日本大震災の時に経験済みですが、皆が一斉に電話回線を使うと、回線がパンクして携帯電話・スマホが使えなくなります。
当時、私が使っていたのはドコモの携帯電話でしたが、回線がパンクしたことで、実家に安否確認の電話を入れることが出来たのは地震発生から三日後でした。
4 ガスを利用している建物内で火を使用する
地震の振動や衝撃で、ガスコンロやガスファンヒーターの接続部に異常が発生している可能性があります。
そういう状況下では、ガス漏れが発生している恐れがあり、ガスが充満している状態で火を点けると爆発、引火につながる恐れがあります。
ガスの配管及びコンロなどに異常がないか、しっかり確認をした上で使用しましょう。
5 ブレーカーを上げる
地震に伴って停電が発生すると、明かりをつけようとすぐにブレーカーを上げたくなりますが、待って下さい。
地震を受けた直後は、ヒーターや照明といった火災の原因になる電化製品や設備が破損しているケースが多々あります。
こういった状態でブレーカーを上げてしまう、火災につながる可能性がありますので、電化製品やコンセントなどの状態をちゃんと確認してからブレーカーを上げましょう。
コメント